故障・修理
更新日:2021.04.11 / 掲載日:2021.04.11

点火系交換 スバルサンバーを懐走仕様!1

手付かずの電装系をリフレッシュ!

  人気沸騰プチレストアメンテ

点火系のオールリニューアルを敢行

 サンバーが我が家にきてから動くことをいいことに点火系は全く手付かずでここまできた。しかし、前回オルタネーターの突然死ということもあり、部品が出るうちに点火系のオールリニューアルを敢行。高電圧と酸化という悪条件が重なっていたイグニッション周りのメンテは効果絶大で走りも変化。流石に四半世紀の劣化は激しいものだと痛感……。

第 25 回 点火系交換

ベタベタ

ヘッドカバー下あたりからエンジンブロック全周にわたってオイルが付着。

ポタリ

カバー下には滴り落ちているところも多数発見された。

ヘッドカバーの取り外しはブローバイホース、アース端子のほか6箇所の固定ネジを外す。カバー下にウエスを挟みこんでおく。

カバーを外したらパッキンのアタリ面に付着したスラッジやシール剤のカスなどを丁寧に取り除く。特にカドは念入りにやっておく。

カバー本体のパッキンを取り除いたら洗浄。写真に収めておくとスラッジの状況がわかりやすい。

溝も面圧かかりにくいカドは入念に。

完全に「旧車」!?

 稼働状態で我が家にサンバーがやってきたので、点火系などの電気周りはすべて後回しになって早連載25回(祝!)。

 キャブレター車であることを言い訳にしてプラグに火花が飛んで点火時期が合っていれば走行も車検も問題なし、と毎日走り回っているのだが、前回走行中にオルタネーターが逝った。リビルド品に交換したので駐車場の肥やしにならずに済んだが、振り返ってみれば点火系の電装はまったく手付かずの状態。別企画のREXなどの「不動車」の状態を考えると、そろそろパーツ供給が終わりそうないいお年頃。四半世紀経過車両だから、そうなる前にできるだけいい状態をキープしておきたい。

 点火系は一応フルトラになっているが点火タイミングをコントロールしているだけで、イグニッションコイル→ディストリビューター→ハイテンションコード→スパークプラグという図式は近年のダイレクトイグニッション車を考えれば完全に旧車といえる。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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