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パーツ取付・交換
更新日:2015.01.19 / 掲載日:2015.01.19

車のヘッドライトの結露の原因と対策方法

車のヘッドライトの結露の原因と対策方法goo-net編集チーム

ヘッドライトカバーの内側についた結露はちょっと気になるものです。

タオルで拭いても内側についているので取れるものではなく、
ライトそのものに影響はないかと心配にもなります。

車のヘッドライトにつく結露の原因と対策方法とは?

ヘッドライトが結露してしまう原因

ヘッドライトは結露してしまう構造

ライトは発光する際に熱を生じます。

ヘッドライトも発光の最に熱を生じるため、ヘッドライト内部が密閉していると、
熱による空気の膨張でライトが破損する恐れがあります。

このため、ヘッドライトの内部は空気が出入りする呼吸穴が存在しますが、
エンジンルームに近いところに設定されているので、湿気を帯びた空気を取り込み、
気温差などによって結露が発生する事があります。

ヘッドライトの結露はメーカー側でも想定していることなので、
予めヘッドライトの内部に防水対策などをしていたり、
結露が発生してもすぐに乾くような構造になっている場合が多いようです。

結露が生じやすい車の特徴

ある程度の結露なら影響はありませんが、
ひどい結露の場合はヘッドライトがショートを起こすなどの故障の原因にもなりかねません。

結露が生じやすい車には2つの特徴があります。

まずは「自分でヘッドライトを交換した場合」です。
こちらはカバーと車体のコーキング処理が不完全で、湿気や水滴が侵入してしまいます。

もうひとつは「ヘッドライトのパッキンの不良か劣化した場合」です。
こちらはメーカーの初期不良、もしくは年数によるものなので、
まずはメーカーやディーラーに相談する必要があります。

ヘッドライトの結露の対策方法

実際にヘッドライトの結露対策をするにはどうしたら良いでしょうか?

純正品か非純正品かで対策方法が分かれます。

正規品の場合はまずディーラーに相談する

正規品のヘッドライトの場合、新車の状態で結露が気になる場合だと、
初期不良の可能性などがあります。

車種によってはリコール対象、もしくは無償で交換しているものもあるので、
ディーラーに相談してみましょう。

年数経過による部品の劣化の場合でも、修理は受け付けてもらえますが、
3年以上の場合だと、有償の可能性が非常に高くなります。

また、細かい箇所を修理するというよりも、
総取替えされてしまうケースが多いようです。

特に日本車の場合は、ヘッドライトの構造が一体化しているので
パーツごとに分けてだと、手間と工費がかかってしまう恐れがあります。

予め車種の不具合はないか、過去に事例はないか、ある程度リサーチしてから、
ディーラーに相談してみましょう。

非正規品の場合はDIYで解決する

自分でヘッドライトを取り替えられる腕があるのならば、
自分で解決してみるのもひとつの手段です。

まずは、外したヘッドライトの内側についた結露ですが、
これはドライヤーで乾かす方法と、乾燥剤を入れるという方法があります。
もしくは良く晴れた乾燥した日に干しておく、という人もいるようです。

ただし、ヘッドライトの取り外しに時間がかかるため、
結露のたびに拭いたり干したり、というわけには行きません。

ヘッドライトの殻割りができるのなら、しっかりとコーキングをし直すと、
今後の結露対策にもなります。
その場合、安物ではなく純正品に近い高性能のコーキングを使用しましょう。

バラしたはいいけど、どうにもお手上げとなってしまった場合は、
迷わず修理工場へ行って相談してみてください。


日本のような気候条件では、
「結露はするもの」と認識された上でヘッドライトが作られているので、
結露が続いてもすぐに電気系統がショートするとか、
ヘッドライトが故障するという事は少ないようです。

新車状態で結露がひどいようなら、すぐにメーカーに相談しましょう。

尚、中古車の場合は、知らずのうちに、
非純正品のヘッドライトがついている事も多いので、注意してください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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