故障・修理
更新日:2015.03.18 / 掲載日:2015.03.18

車のスピーカーのビビリ音や音割れの原因と修理方法

車のスピーカーのビビリ音や音割れの原因と修理方法goo-net編集チーム

車で音楽を聴いている時、ビビリ音や音割れが発生し、
不快な思いをしたという人もいるのではないでしょうか。

では、ビビリ音や音割れの原因は何でしょうか。

ビビリ音の原因

ビビリ音はエンジンなどの振動により、車の部品や小物などが振動し、
それらが触れ合ったりぶつかったりして発生する不快な音です。

ビビリ音は、車の内装の建て付けなどが原因で発生することが多いです。

車のスピーカーでビビリ音がなる原因として、
スピーカーの前面パネルの緩みが考えられます。

現在、多くの車のスピーカーは、
前面パネルをクリップで固定する形が取られています。

この固定に使われるクリップは、樹脂や金属で作られており、
使い続けると弾力が無くなり、緩みやすくなります。

このような場合は、前面パネルをはめ直すことによって、
ビビリ音が解消する場合もあります。

また、スピーカーのパネルがあたる部分などに、
クッション材などを貼ることによって、
ビビリ音を防止することができます。

音割れの原因

音割れは、その音を出しているスピーカーの、
許容範囲を超えた音が出ている場合に発生することがあります。

車に標準装備されている純正のスピーカーは、
デッキなどの出力に負けている場合が多いです。

また、純正のスピーカーの場合、コストを抑えるために、
振動して音を出す部分(コーン)に紙が用いられている場合が多いです。

スピーカーの許容範囲内や小さな音であれば、
音割れの心配はいりません。

しかし、大きな音を出して音を聞く場合、
音割れの原因となります。

市販のスピーカーに交換することによって、
音割れを解消することができます。

スピーカーの修理方法

上記のビビリ音や音割れの原因以外にも、
スピーカーそのものが古くなることによって、
ビビリ音や音割れが発生します。

スピーカーを長年使い続けていると、
スピーカーのエッジ部分がボロボロになり、
ビビリ音や音割れの原因となります。

このような場合は、
スピーカーを修理あるいは交換する必要があります。

スピーカーの修理方法は、
まず、ボロボロになったエッジ部分をすべて取り除きます。

このエッジはウレタンでできていることが多く、
簡単に取り除くことができます。

すべて取り除くことができたら、専用の接着セットなどを用いて、
コーン外周部とエッジの内周部に接着剤を塗って、
それがピッタリと合うように張り合わせて行きます。
そして、乾燥させて完成です。

エッジや接着剤は、
インターネットの通販などで購入することができます。
詳しい修理方法は、インターネットなどで検索すると良いでしょう。

自分で修理するのは「ちょっと」という人は、
専門の業者などに修理を依頼することもできます。

車のスピーカーのビビリ音や音割れを解消すれば、
より良いカーライフが楽しめると言えるでしょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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