車の落ちない汚れの落とし方！様々な汚れの種類に対応

goo-net編集チーム

車はいつまでもキレイに保ちたいもの。

車に付着する汚れには様々な種類がありますから、
「車の汚れが落ちない！」というときは、
汚れを落とす方法が間違っているかもしれません。

種類別に、汚れの落とし方をみていきましょう。

高圧洗浄機などの水でしっかり洗い流せばOKです。

水で洗い流す前に、スポンジなどでゴシゴシこすると、
スポンジと車体の間に砂が挟まり、
車体に細かいキズをつけてしまいますので、気をつけましょう。

水垢は、雨と様々な物質、
（ほこり、古いワックス、グリース、排気ガス中の物質など）が、
混ざり合い固まっているものです。

長く放置していると落ちにくくなるため、
早めの対処が必要です。

ついたばかりの水垢であれば、シャンプーでも落ちます。
水垢は油汚れの一つでもあるので、台所用洗剤で落ちることもあります。

それでも落ちずウロコのように固まっている場合は、
研磨剤（コンパウンド）で削り落とすしかありません。

研磨は車体を傷つける可能性があるので、
慎重に行う必要があります。

車体にざらつきを感じることがあれば、
鉄粉の付着が考えられます。

鉄粉はトゲがあり塗装に食い込みます。
放置しておくと錆の原因にもなってしまいます。
車体に点々と錆が見られるときは鉄粉の可能性が高いです。

鉄粉除去用のシャンプーが販売されていますが、
その他に、除去用の粘土もあります。

粘土は、車体に水をかけたり、シャンプーを泡立てたりしておいてから、
その上を滑らせるように擦ることで落とします。

アスファルトに含まれている成分がタイヤで巻き上げられ、
空気中のホコリなどと一緒になり、付着したものです。

鉄粉と似ているように見えますが、
車体下部に多く付着するのが特徴です。

鉄粉のように食い込むのではなく、表面に付着している状態なので、
専用のクリーナーを使って、ピッチ・タールを溶かせば、
うまく落とすことが出来ます。

生き物由来だからといって、すぐ落ちると油断するなかれ。

それぞれに車体を腐食させる成分を持っているので、
放っておくと、シミや腐食の元になってしまいますし、
こびりついて、とれなくなることもあります。
付いたらすぐに落としましょう。

固まってしまった場合は、
水や洗車用のウェットシートなどでふやかして、
柔らかくしてから、やさしく拭き取りましょう。


車に汚れを付着させにくくする為には、
定期的な車体チェック、洗車とコーティング剤の活用が効果的です。

汚れに応じた、適切な対処ができるようにしておきたいですね。