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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

ホーン(クラクション)を社外品に交換しても車検に通るのか。ホーンの車検基準とは

メーカーのオプションやアクセサリーカタログを見ると、ナビゲーションシステムやホイールなど豊富なアイテムに驚く方も多いことでしょう。純正品以外にも、カー用品店などにはたくさんのアフターパーツが並んでおり、純正のホーン(クラクション)から、好みの音色の社外品へ交換したいという方もいるかと思います。ここでは、社外品へ交換したホーン(クラクション)は車検に通るのか、あわせて、ホーンの車検基準について説明します。

ホーン(クラクション)を社外品に交換しても車検に通るのか

ホーン(クラクション)を社外品と交換しても、保安基準を満たしていれば問題なく車検に通ります。ホーン(クラクション)自体を交換することには、なんら問題はありません。高音・低音のダブルホーンや高級感のある響きの良い渦巻型、ヨーロッパ車に装着されている広がりのあるタイプなど、豊富なバリエーションが存在します。保安基準で問題になるのはホーン(クラクション)の交換ではなく、そのホーンの音量や鳴り方になります。

ホーン(クラクション)の保安基準とは?

車検の検査項目にホーン(クラクション)も該当し、保安基準に適合しているかチェックされます。道路運送車両の保安基準43条により、「警音器の音は、連続するものであり、かつ音の大きさ及び音量が一定なものであること」と規定がされています。また、音量は「ホーン音の大きさが前方7メートルの位置で112db以下87db以上であること」とも規定されています。そのため、音が断続的に鳴るもの、ドライバーが音の大きさや音色を任意に変更することができるもの、音の大きさや音色が自動的に変化するミュージックホーンなど、いずれのタイプも車検をクリアすることはできません。加えて、音量の小さすぎる・大きすぎるものも適合外と見なされます。

ホーン(クラクション)を社外品に交換する場合の注意点・ポイントとは

ホーンを社外品に交換することは、比較的簡単な作業ですが、中にはフロントバンパーを脱着したり、作業手順を誤るとヒューズが飛んでしまう可能性があるため、車に関する知識が必要な場合があります。また、プラスとマイナス配線を取り違えないように、揺れや振動などで緩まないようにしっかり固定する、構造的に雨や水が入らないように留意しながら装着する必要があります。もちろん、自分で取付を楽しむのもカスタマイズの醍醐味ですが、作業に不安な場合は購入する専門店や整備工場などに交換作業を依頼することをおすすめします。必要時以外に鳴らすことのないホーン(クラクション)ですが、純正とは異なる個性のある音色や音の広がりも大きな魅力のひとつです。ホーン(クラクション)の交換は、手軽にできるカスタマイズですが、保安基準に適合した車検対応品であるか確認した上で、好みにタイプへ交換するようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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