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車検・点検・メンテナンス
更新日:2020.03.02 / 掲載日:2018.08.29

車検に通るフォグランプの色の基準とは

車検においてヘッドライトなどの灯火類は、非常に厳しく細かい規定(道路運送車両の保安基準)があります。道路交通安全上、ライトは重要なパーツなのです。ライトの中に「フォグランプ」というものがあります。灯火類はそれぞれ白や赤など、種類によって色が決められていますが、フォグランプももちろん色の基準があります。ここでは車検に通るフォグランプの基準についてご紹介します。

フォグランプとは

ヘッドライトやバックランプなど、車には様々なライトがありますが、フォグランプとは何なのでしょうか。フォグランプは補助灯で「霧灯」ともいいます。濃霧や激しい雨など視界が悪い場合に、視界確保を目的として使用されることが多いものになります。ヘッドライトだけの場合より手前を幅広く照らすことができるので、正しく設置すれば安全性の向上につながります。フォグランプは前方(フロント)と後方(リア)に取付けることができます。あくまで「備えることができる」のであって取付義務はありません。

フォグランプの保安基準

フォグランプの基準は道路運送車両の保安基準において、前部霧灯は第三十三条、後部霧灯は第三十七条の二に明記されており、まとめると次のとおりです。

前部霧灯

・色…白色または淡黄色、すべて同一の色を使用すること
・数…2個以下
・取り付け位置…ヘッドライトの上縁部を含む水平面以下にあり、かつフォグランプの上縁が地上から800mm以下の高さにあること。フォグランプの下縁は地上から250mm以上の高さにあること。横方向においては車幅の最外側からフォグランプの外側の縁が400mm以内となること。

参考:http://www.mlit.go.jp/common/000187464.pdf

後部霧灯

・色…赤色
・数…2個以下
・取り付け位置…上縁が地上から1m以下、下縁は地上から250mm以上の高さにあること。ブレーキランプから100mm以上離れていること。
・その他…ヘッドライト点灯時に灯火可能とし、ヘッドライト消灯時には点灯不可。

参考:http://www.mlit.go.jp/common/000187482.pdf

以上の基準が守られているかが、車検での点検基準になってきます。

色によって車検不合格となることも

前述の保安基準の通り、フォグランプの色は前方であれば白か淡黄色と定められており、橙黄色(オレンジ色)に近い色だと不合格になります。後方だと赤色です。これらの色は道路交通安全上重要ですので、必ず守るようにしましょう。それ以外では、電球切れの状態やひび割れなどで不合格となります。違法車両とならないよう、色や取り付け位置など気を付けましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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