車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車のドアが故障で開かない場合の対処法

車のドアが故障で開かない場合の対処法

車のドアが故障で開かない場合の対処法

もしも、車のドアが開かなくなってしまったらどうすればいいでしょうか。車に乗っているのであれば、目的地についても降りることができなくなってしまいます。これから車に乗ってどこか目的地に向かおうとしているのであれば、出発することすらできません。いずれにしても早急に解決する必要があります。そこで今回は、車のドアが故障で開かない場合の対処法について解説します。

車のドアが故障で開かない状況とはどんな場面?その原因は?

車のドアが故障で開かない場合、2通りの状況が考えられます。

1.外側からドアを開けることができない場合

・シートベルトや衣服など、異物がドアに挟まっている
・ドアノブ(アウターハンドル)の故障
・電気的なトラブル(リモコンキーの不良など)
・ドアパッキンが貼り付いている

2.内側からドアを開けることができない場合

・ドアノブ(インナーハンドル)の故障
・チャイルドロックがONになっている
・集中ドアロックの故障

車のドアが故障で開かない場合の対処法とは?

車のドアが開かない場合の原因はわかりましたが、その対処はどうすればいいのでしょうか。以下にいくつか対処法を挙げておきますので参考にしてください。

【外側からドアを開けられない場合】

シートベルトや衣服など、異物がドアに挟まっている

この場合は、力づくでドアを開けようとせず、反対側のドアなどから車内に入り異物の除去を試み、内側から開けられないか試してください。

ドアノブ(アウターハンドル)の故障

この場合は、ディーラーや整備工場でドアノブを交換することになります。

電気的なトラブル(リモコンキーの不良など)

電池を替えてみるか、それでも直らない場合はスペアキーを使用してください。

ドアパッキンが貼り付いている

ドアパッキンが古くなっていたり、寒冷地などで凍りついていたりすると貼り付いてしまう場合があります。この場合は、根気よく力を入れてこじ開けるしかありません。自分で行うと破損してしまいそうな場合は整備工場など専門家に依頼するようにしてください。

【内側からドアを開けられない場合】

ドアノブ(インナーハンドル)の故障

この場合は、ディーラーや整備工場でドアノブを交換することになります。

チャイルドロックがONになっている

内側からドアを開けられない原因として、非常によくあるのがチャイルドロックの誤操作です。この場合、チャイルドロックをOFFにすればドアはすぐに内側から開くようになりますし、ONのままでも外側からなら開けることができます。

集中ドアロックの故障

電気的にロックがかかる機構であれば、ドアロックのヒューズや電気的な不具合が考えられます。ヒューズに異常がない場合は整備工場など専門家に修理を依頼するようにしてください。

上記の対処法を試しても、どうしてもドアが開かない場合は、ロードサービスや整備工場を呼んで対処してもらう必要があります。力づくで強引に開けようとしたり、工具でこじ開けようとすると、ドアを破損する恐れがあるため、絶対に避けるようにしてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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