オイル交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

未使用(未開封)のエンジンオイルの使用期限

エンジンオイルの使用期限について皆さんは知っていますか?エンジンオイルはだいたい缶に入って売られていますね。買ってから使わずに何年か経ってしまったものが、後になって家のどこかから発見されたことなどある方もいらっしゃることでしょう。開封済みの場合は酸化や劣化が起こっていたり、不純物が入っていたりで使えなかったり、使うのが心配だったりするかと思います。しかし、未開封ならどうでしょう。もったいないし使えるものなら使いたいですね。エンジンオイルの使用期限についてご説明いたします。

メーカーが指定する使用期限

メーカーが指定する使用期限

エンジンオイルを購入するとその缶には製造年月日が記されています。使用期限も、1年のものもあれば5年のものもあります。その違いはオイルが入っている容器の性能にもよるものです。密封度が高いものだと、酸化劣化が起こりにくいので使用期限は長くなります。ですので、容器にメーカーが指定した使用期限がある場合にはそちらを守りましょう。

使用期限が書いていない場合

容器に使用期限が表示されていない場合は2年を目安にしましょう。容器がしっかりした造りのものは密封度も高くもっと長持ちするでしょう。酸化を防ぐのは、空気、つまり酸素と触れないことが重要ですので、長期保存をしたいのなら、密封度が高いかどうかもエンジンオイルを選ぶ際のポイントに含めましょう。そうすると5年、10年とオイルが持つ可能性が高くなると言えます。ただし、オイルは長期保存できても、エンジンが進化していてエンジンオイルが合わなくなっていたということもあるかもしれないので注意です。

保管方法

保管方法によっても使用できるか否かは変わってきます。せっかく使用期限内なのに保管方法が悪くて使えなくなっていたということが無いように、保管方法も知っておきましょう。保管に際して気を付けることは、下記の通りです。

・保管場所
・密封度
・温度
・季節による温度差
・缶についた錆

保管する場所は冷暗所で、直射日光を避け、屋内保存です。また温度は20度前後が良いと思います。季節による温度差はできるだけ少ないところにします。また缶についた錆なども要注意です。なるべく錆がつかないような場所に置きましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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