車のフォグランプがつかなくなった時の対処法と交換・取付方法について

ヘッドライトのバルブ切れと異なり、意外と気が付きにくいのはフォグランプの不点灯です。フォグランプは常時使うライトではないので気が付きにくいですが、いざというときに点灯しないと困ります。そこで今回は、フォグランプがつかなくなってしまった時の対処法と交換・取付方法についてご説明します。

この記事の目次

1. フォグランプがつかなくなった時の対処法
2. フォグランプの交換について

フォグランプがつかなくなった時の対処法

フォグランプがつかなくなる原因はいろいろ考えることができます。家庭で電球が切れることはよくありますが、フォグランプがつかなくなった場合は、バルブ切れ以外にもさまざまな原因が考えられます。原因を特定するにしても、以下のような箇所を点検しなければなりません。

・フォグランプのバルブ（電球）
・ヒューズ
・スイッチ
・リレー
・カプラー
・配線

上記のどこに問題があるかを見つけることは、慣れている人にとってはそう難しいことではないかもしれませんが、普通の人にとっては問題の特定は意外とハードルが高い難問です。もっとも、簡単に直るケースとしては、ヒューズやバルブを交換をするだけで解決ということが考えられます。仮にそうであったとしても、なぜヒューズ・バルブが切れたのか、その原因を特定する必要があります。同様に問題の箇所が見つかった場合でも、再発する可能性があるので原因の特定は大変重要です。

点検した結果、フォグランプのバルブ（電球）自体がダメになっていることが判明したとします。その場合は、交換すれば済むことですが、最近のフォグランプは簡単にユニットを手前に引き出せないことも多く、その場合交換作業は意外と大変です。車種によって異なりますが、どこに付いているかによっても作業の難易度は異なります。バンパーについているのか、ヘッドランプと一体になっているのか、フロントグリルについているのか、バルブの交換方法は一概には言えないので、取扱説明書を見てみましょう。フォグランプのバルブの交換は、専門家でない限り、慣れていても面倒で難しい作業です。場合によっては、見えにくい場所にある部品を手探りで外したり、つけたりしなければならず、手が傷だらけになってしまったりすることもあるようです。フォグランプがつかなくなった際、原因がはっきりしていて簡単に直せる場合以外は、早めに修理工場などに持ち込んで、きちんと原因を特定した上で、直してもらったほうが良いと言えるでしょう。