後付けのカーナビにバックモニターを接続することは可能か

車を駐車する際やバックをする際に便利なのが、バックモニターです。カーナビをつけた際にはバックモニターはいらなかったけれど、やっぱりバックモニターをつけたいと思った場合、後から取付けることは可能でしょうか？

バックモニターとは、バックや縦列駐車が苦手な人のためにカーナビのモニターと小型のバックカメラを連動させて車の背後を映し出すもので、バックギアを入れると自動的にカーナビモニターがバックカメラの映像に切り替わる仕様となっています。最新のバックモニターでは上から見下ろしているようなアングルで画像を表示してくれたり、自分の車のガイドラインを示してくれるなどの高い機能を備えているものもあります。また、高感度カメラで夜間の映像もくっきり映るなどの、高性能なバックカメラも増えてきています。

純正カーナビと純正バックカメラを装備していた人が、社外品のカーナビに付け替えた場合、純正のバックカメラをそのまま連動させてバックモニターにすることはできるのでしょうか？カーナビを純正のものから社外品へと付け替える場合、車種別の専用ケーブルを使用することで後付けカーナビでもバックモニターの接続は可能です。だたし、対応する専用ケーブルがない車種もあるため、事前の確認が必要です。また、後付けカーナビと純正バックカメラを連動させる場合、バックモニターに映し出されるガイドラインに影響が出る場合もあります。ガイドラインを表示する方法には、カメラ側で表示するものと、ナビ側で表示するものと、2種類が存在しますので、後付けでカーナビを設置すると、以前とガイドライン表示が違うといったことも起こり得ます。後付けカーナビと純正バックカメラを連動させるにあたっては、このガイドラインの表示がどのようになるのかなども、カー用品店などで専門家と話し合いながら進めるようにしましょう。

後付けのカーナビに社外品バックカメラを連動させて、バックモニターにすることも可能です。市販のバックカメラは多くの種類が発売されており、小型タイプや、車種を指定した専用タイプ、車に穴を開けないナンバープレートにはめ込むタイプなどがあります。種類も多く気軽に購入できてしまうバックカメラですが、バックカメラの取付には車に穴を開けてバックドアの内装を剥がして配線を通したり、場合によってはトランクにも配線を通さなくてはならないこともあります。配線の経験がない素人には、バックカメラの取付はかなりハードルの高い作業となるでしょう。専門的な工具も必要となってくるので、整備工場やバックカメラを購入した店舗で取付を依頼することをおすすめします。以上が後付けカーナビにバックモニターを接続する方法となります。バックモニターがあることで後ろの状況を安全に確認することが出来るので、バックが苦手な人はカーナビとバックモニターを接続してみてはいかがでしょうか。