故障・修理
更新日:2016.04.18 / 掲載日:2016.04.18

車のマフラーからカラカラと異音がする原因とは

車のマフラーからカラカラと異音がする原因とはgoo-net編集チーム

普段あまり気になることも少ないマフラーですが、
そのマフラーからなんらかのトラブルにより、「カラカラ」と異音が発生する場合があります。

ここではマフラーの役割と併せて、
マフラーから「カラカラ」と異常が発生した場合の原因と、その対処法について解説していきます。

マフラーの役割

マフラーは全体的に長いイメージがありますが、
正確には車の後方から見える、筒状になっている部分のところを指します。
そんなマフラーには具体的にどのような役割があるのかご存知でしょうか。

元々、車はガソリンを爆発させたエネルギーで動いています。
その爆発は何度も繰り返し行われ、音もとても大きいです。
この爆発音を押さえるために設置されているのがマフラーで、サイレンサーとも呼ばれています。

それに加えて、エンジン内部に発生した熱い空気やガスを排出するという役割もあります。
今回は分かりやすいように、マフラーに繋がるパイプも含めてマフラーとします。

マフラーからカラカラと異音がする原因とは

マフラーのパイプ部分からカラカラと異音がする原因は、
マフラーの内部で何か異物が落ちている可能性があります。

その異物の種類や異音の原因には、複数の可能性が挙げられます。

サイレンサー内部のパイプが外れている

サイレンサーの方から聴こえてくる場合には、
消音効果のあるパイプが外れて落ちてしまっている可能性が高いです。

排気管の内部に異物がある

サイレンサーからではなく、繋がっているパイプから聴こえてくる場合には、
内部のセラミックが剥がれている可能性があります。

遮熱板の震え

車を走行させている最中に音が聴こえなかった場合は、遮熱板に原因があることがあります。
通常、遮熱板は固定されているのですが、経年劣化していくとともに震えるようになってしまいます。

マフラーから異音がした場合の対処法

マフラーのカラカラ音が気になる場合、
まずは自動車整備工場などに持って行き、どこから音がするのかを具体的に調べてもらいましょう。

マフラー内部で異常がある場合には、
それぞれの部品を交換することによって解決することができます。

遮熱板が震えていた場合には、
遮熱板を溶接するか、ビスで固定すると震えをなくすことができます。

マフラーは吸音効果があるので、周囲の迷惑にならないためにも、
定期的なメンテナンスをおすすめします。

特にマフラーをカスタムしてある車は異常が出やすいので、
メンテナンスの周期を短くするなどの配慮が必要です。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ